1949-04-14 第5回国会 衆議院 運輸委員会 第5号
途中天塩と石狩の國境附近は、相当地形が険峻複雑でございますので、大きな隧道ができるのではないか、かように考えております。当局といたしましては、先ほど來申し上げましたような國内情勢でございまして、これを早急に敷設するということは困難でございますが、資源開発についきましては関係方面と連絡をとりまして、愼重に調査研究を進めておるような次第でございます。
途中天塩と石狩の國境附近は、相当地形が険峻複雑でございますので、大きな隧道ができるのではないか、かように考えております。当局といたしましては、先ほど來申し上げましたような國内情勢でございまして、これを早急に敷設するということは困難でございますが、資源開発についきましては関係方面と連絡をとりまして、愼重に調査研究を進めておるような次第でございます。
本請願の要旨は、相生駅より岡山縣西大寺駅に通ずる國鉄赤穗線の敷設工事は、昭和十一年より七箇年継続事業として着工され、これは播備國境附近が急匂配でカーブが多いので、列車事故頻発の現状よりして、これを防止するために、また赤穗食塩の輸送及び当地方の産業振興にとつて不可欠の重要路線である。ついては本工事をすみやかに完成されたいというのであります。
しかし經過地は下エベコロベツ川と猿拂川、この二つの川の流域になつておりまして、天鹽、地見の國境附近を除きましては地形は大體良好ではありまするが、所々に丘陵がありまして、土工工事は相當大きな額に上るものと見込まれます。當局といたしまして、目下の國内情勢では資金、資材その他の關係から、その鐵道を至急に敷設することは困難であると考えます。